大学生の春休み#2 女子大生の一日
今日はサークルがあるので8時に起床。
それほどお腹は減ってないが、朝に何か食べないと電車内で気持ち悪くなるタイプなので
とりあえず食パンと目玉焼きを焼き、それをカフェオレで胃に流し込む。
8時半、寝癖がヤバいのでシャワーを浴びる。
9時、Bluetoothのスピーカーで音楽流しながらちんたら化粧をする。
9時半、バスの時間に間に合わなくなりそうなので急いで家からバス停までダッシュする。
なんとかバスに間に合う。自分のゼエゼエと息を吐く音が静かな車内に響きわたる。
駅に到着。コンビニでいろはすとツナマヨおにぎりと菓子パンを購入。
電車に乗る。隣のおばちゃんグループが大声で喋り出し、ここの席は失敗だったな…と後悔する。
12時、大学の最寄り駅に到着。集合時間から1時間も遅れているが、特に気にすることなくゆっくり大学へ向かう。
大学に到着。部室に行くと同期の子一人だけしか来ていなかった。
とりあえず二人で部室にいてもすることが無いので、同期の子と一緒に他の雑務をするために、学生ホールへ。
同期がパソコンカチャカチャしながら仕事しているのを横目に、今朝買ったおにぎりを頬張る。
学生会とか入ってると仕事が多そうで大変だなと思う。
13時、今日参加予定の他の部員たちから何の連絡も来ず、欠席連絡をするようLINEで呼びかけると、自分と同期の子以外みんな欠席すると判明。同期の子と二人で苦笑いをする。
15時、同期の仕事が終わったので一緒に大学を後にする。
今日は何の為に朝早く起きて大学まで来たんだ…と心の中で嘆く。
17時、家に帰る。化粧を落とさず寝落ちしそうになるが、流石にそれだけはアカンと思い化粧落としシートで顔を拭く。
昨日から始まった生理痛がいつもより酷く、薬を飲むがあまり効かない。これは春休みに入り不摂生な生活を送っているからだなと確信する。とりあえず気休めに、生理痛に良いと聞く豆乳を飲む。
寝てれば痛みも収まるだろうと思い、夕飯まで寝ようと布団に入る。
なんだこの一日。
大学生の春休み#1 野村萬斎とミッチーは良いぞ【七つの会議】
毎日暇です。
バイトを辞めてからというものの、何やかんや忙しくて再就職先も探さずにいたら、
春休みに突入していました。
一日のほぼ大半を自室のベッドの上で過ごしています。
大学生という肩書が無かったらただのニートです。
大学の春休みは2ヶ月あります。
高校までは春休みといったらせいぜい2、3週間程度の短期休暇でしたが、大学の春休みはいかんせん長い。
周りの友人は2ヶ月間の休暇を利用して、バイトに勤しんだり、旅行に行ったり、短期留学に行ったり…。みんな意識高い。
バイトしてるだけで意識高いって思い始めてる自分ヤバい。
さて、そんなヒキニートの私ですが、2日ほど前に久しぶりに外に出て映画を観に行きました。
今流行(?)の七つの会議という映画です。
野村萬斎さん演じるぐうたらリーマンが組織の悪に立ち向かう…!的な内容です。
話が進むにつれ、黒幕はやっぱお前かー…えっ!?まさかこの人が!いやお前かーい!ってどんどん変っていく展開が面白かったです。
無精髭を生やした野村萬斎さん、妙に色気があって良かったです。
野村萬斎さんがサラリーマン役って、あまりイメージが無いのですが、さすが野村萬斎さん。上手く演じてらっしゃいましたね。
まあゴジラを演じてきた彼ですから、サラリーマン役など造作もないでしょう。
何目線から喋っているのでしょう私は。
あと、映画の中での野村萬斎さんの立ち姿が美しかったです。やはり能楽師の方だからでしょうか、能の基本姿勢である「構え」のようなスラッとした立ち姿は、他の共演者の中でも一段と目立ちますね。
何回か劇中で、野村萬斎さんの顔がドアップで映るのですが、野村萬斎さん、めっちゃまつ毛長い。
上まつ毛も下まつ毛もバッサバサ。
羨ましいです。
あと顔が小さいよね。それに線が細い。スーツが良く似合う。
あの渋い声も素敵です。
やはり演技の仕方も、他の俳優陣とは違っていて、セリフの言い方とかも狂言っぽくて独特でしたね。
なんだろう、他の共演者は演技をしているけど、野村萬斎さんは、お芝居をしている感じ。
同じ場にいるのに、野村萬斎さんだけ違う舞台で演じてるみたいでした。
この映画を見てからというものの、野村萬斎さんの事が頭から離れなくなり、YouTubeで野村萬斎と検索して、アップされている動画を見てはニヤニヤしています。
どうやらファンになってしまったようです。
主演は野村萬斎さんなのですが、この映画の中ではもう一人、主人公的な存在のサラリーマンがいます。それが及川光博(以下ミッチー)さん。
ミッチーは野村萬斎さんの年下上司で、気弱でなよっとしていて、いつも売上が伸ばせなくて上司の香川照之さんに怒鳴られているのですが、割と部下思いの優しい人柄という役どころでした。
このミッチーも、野村萬斎と共に組織の闇に立ち向かう(立ち向かわされる)のですが、
今回の映画のミッチー、とても良かった。
いつもミッチーがなにか演じるというと、
サイコパスな凶悪犯だったり、オネエだったり、化け猫だったりと、何かと変な役をやらされていますが、今回は至って普通のサラリーマンでした。
半沢直樹の時もそうでしたが、なんかミッチーが普通のサラリーマンをやると、いつかどこかで仲間を裏切るのではないかと、いつも見ていてハラハラするのですが、今回も最初から最後まで良いヤツでした。
池井戸作品の時だけ良い役を貰えるのですかね。ミッチーファン(ベイベー)としては嬉しいです。
この映画の見どころは、正直言って全部なんですが、何か挙げるとしたらやはり、ミッチーが吐くシーンですかね。
精神的に辛くなると吐くタイプの役らしく、
この映画の中でミッチーは二回吐きます。
割とリアルでした。音が。
そんなミッチーの迫真の演技も見どころです。
ちなみに香川照之さんの土下座のシーンはありません。確か。
あとは、脇役に使われている俳優の方々がすごく豪華でしたね。
え、この役にこの俳優さん使うの!?ていうのが何回かあります。
どちらも池井戸作品に出演したことのある方達だったかな。
もう一度観に行こうかなぁ。